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2016年02月28日、日曜日。富山県南砺市城端の伝統芸能会館じょうはな座で「恋旅スペシャルイベント」が開催されました。
当日は、2月のお天気では珍しく晴れやかな青空に包まれ、同時開催となった「つごもり大市」の会場、城端西町商店街には午前からたくさんの人で賑わっていました。

日差しが暑いほどの陽気に包まれた当日。


つごもり大市での小学生による「じゃんとこいむぎや」の演舞。

 

午後になるとイベント会場のじょうはな座にもたくさんのファンの方々が集まり、エントランスとホール内にて展示された写真コンテストなどを開演までの間じっくり観賞していました。

エントランスには本日の主人公たちがお出迎え。 


写真コンテストではたくさんの個性豊かな作品が。


イベント特製ポストカードが参加者全員に贈呈。

 

午後2:00今回のメインイベントとなる、西 匠役の石井真さん、逢沢千晶役の名塚佳織さん、主題歌を担当されたriya(eufonius)さんによるトークショーがスタート。

登場するやいなや話が弾んで止まらないお三方

 

石井さんの楽しい司会の元、恋旅収録時の思い出エピソードを聞かれると、

名塚さん
「恋旅の収録メンバーと顔を合わせて、アニメ『true tears』の収録をしていた頃の事が蘇りました」
riyaさん
「脚本の岡田さん、監督の西村さんというコンビだったので色んな意味でドキドキしながら(笑)シナリオを読んだのを覚えています」

また、それぞれの役、そして主題歌を担当してのお話では、

名塚さん
「当時はまだ高校生などの役が他のアニメ作品で多かった中、恋旅の千晶役で大人の恋愛を描くキャラクターを演じて、自分も大人になった様でドキドキしながら収録に望みました」
石井さん
「ヒロインにアタックされて、押しに弱く、自分の気持ちをなかなか言葉に出さないキャラクターの性格は恋旅の匠とtrue tearsの眞一郎がよく似ていて、物語を見ていての歯がゆさと、演じていての心地よさの両方が感じられました」
riyaさん
「3つの物語の曲それぞれに優しく暖かイメージと富山の風景をイメージさせるような歌詞を盛り込むことを意識しました」

 

続いて、写真コンテストのノミネート作品の紹介と受賞作の発表。

石井真賞


名塚佳織賞


riya賞


恋旅賞


南砺観光賞

それぞれ石井真賞、名塚佳織賞、riya賞、恋旅賞、南砺観光賞の5つが選ばれました。受賞された方々おめでとうございます。

 

そして、ここで…

石井さん
「われわれも恋旅カメラを使って写真を撮ってきたんです!」

「夏子の缶コーヒーを後ろからわしづかみ」な石井さんの写真


「千晶とバレバレなかくれんぼ」な名塚さんの写真


「この場所の広さを紹介したかった」なriyaさんの写真

3人の写真を見た後、会場に石井さんから3人が写っている写真の場所はどこでしょう!?と会場へ質問が入ります。すると息をつくまもなく

会場
「新社屋!」

との答えが!?
どうやら一発目で正解が出てしまった様で、あまりの速さに石井さんもタジタジ。気を取り直して正解VTRに突入。

石井さん
「本当は、どこなんだろうなぁ…?という会場の雰囲気のままVTRに入る予定だったのに!」

実はこの日、恋旅の制作をした、アニメーション制作会社「P.A.WORKS」の新社屋が初めてお披露目となったのです。

できたてホヤホヤのひろ~い新社屋で堀川社長を交えてトーク。

堀川社長は、アニメーション制作会社ならではの建物へのこだわりについて、

堀川社長
「昔ながらのアニメ制作作現場のように1フロアにスタッフみんなが集まり、ワイワイ仕事をする雰囲気での作品作りを夢見ていました。また、場所が城端サービスエリア・城端ハイウェイオアシス内ということで桜ヶ池も近く、自然に囲まれたとても良い環境だと思います」
石井さん
「近くにクライミングセンターもあるのでお仕事に行き詰ったら登っちゃえばいいかもしれないですね(笑)」

恋旅が3周年を迎えたことについてのお話にて、

堀川社長
「true tearsで初めて岡田さん、西村監督、美術監督さんとお会いして作品作りをした際、いつかまたこの場所を題材にした恋の物語を作りたいと思っていた。その思いが実現したのが恋旅という作品だった」
名塚さん
「南砺市に来ないと観られない恋旅は、ここならではの新しい人や場所との出会いがあって、いろんな形での『きっかけ』を生んでくれますよね。これからもたくさんの人がこの場所を好きになってくれるきっかけになれば嬉しいです」
石井さん
「恋旅の中でも色んな場所が出てきましたが、その場所に行くことで作品をよりいっそう味わうことが出来ますよね」

これからのP.A.WORKSの作品作りについて

堀川社長
「理想の仕事場が出来上がり、これからの妄想が自分の中でたくさん広がっています。それを、ひとつひとつ実現していきながら、地域と密着し、アニメを日本の文化としてより多くの人に広げ、届けていけたらと思います」

これからも良い作品作りを続けていくという、会場に伝わる熱いメッセージと共にVTRは終了。

 

そして、恋旅~True Tours Nanto~の3つの物語が前編、後編を通して全て上映。

3つの物語の良さを改めてかみ締しめることが出来ました。

 

続いて、本編の「晴喜 葵 編」にも登場した「こきりこ」の披露。

越中五箇山こきりこ唄保存会さんの息の合ったささらの音と勇壮な踊り。

 

そして、待ちに待ったriyaさんのミニライブがスタート!暖かく透き通るriyaさんの歌声と情景が浮かぶような音楽が響き、会場の全員がうっとりと聞き惚れる柔らかな空気に包まれたライブでした。

恋旅スペシャルイベント
(set list)
1. sympathetic world
2.君の引力
3.Paslaptis
4.リフレクティア

そしてイベントも終盤。恒例(?)の石井さんのラップで会場は大盛り上がり。

「トゥルーツアーズ!忘れるな恋旅の副題!トゥルーツアーズ!セイ!」(石井)

石井さんと会場全員のコールアンドレスポンスの嵐の末、イベントも終盤となり、最後にお三方からのファンの皆様へのメッセージが送られました。

名塚さん
「富山に来て皆様が温かく迎えてくださり、「いらっしゃい」と言われたたようで嬉しかったです。暖かいこの場所の魅力をこれからも伝えていけたらと思います」
riyaさん
「主題歌と言うのは作品あってのものです。恋旅という作品で3つも曲を作ること出来てとても嬉しく思っています。支持してくださるファンの皆様の為にも、また富山に来て歌えるよう頑張ります」
石井さん
「堀川社長の思い描いていたものを実現させる姿を見て、心からかっこいいと思いました。そしてその方と一緒に仕事をさせて頂くことができ、本当に嬉しく思います」

そしていつかまたこの場所に来て「ただいま」といえるようにこれからも頑張ります。という言葉を会場に送り「恋旅スペシャルイベント」は暖かい拍手の中、幕を下ろしました。

 

たくさんのファンの皆様にご参加いただき本当にありがとうございました。中には遠方から足を運んで頂きました方もおられました。今回のイベントがこの3つの物語の素晴らしさを改めて感じさせる温かなイベントになったのは、何よりもご参加頂きました皆様のおかげだと感じています。そしてこれからもこの場所で生まれた恋旅~True Tours Nanto〜に寄り添い、応援して頂けたら幸いで御座います。